ハビーは私が付き合った初めてのsouthern boy(南部出身)です。
知っている方も多いと思いますが、アメリカ英語と一括りに言っても
北・南・西・東でアクセント(訛り)は違います。
一般的に言われるのは、東はスピードが速い、西はゆっくり、北は母音が特徴的、南はめっちゃ訛ってる、みたいな。(笑)
ハビーはそこまで訛りの強い英語は話さないんですが、
(でもハビーパパはアクセントがミックスされてて独特な訛りで話す)
やっぱり南だなぁと思ったことが4つあります。
①cook / makeを fix に置き換える
→例えば”夕食作ったよ”って言うとき、スタンダードであれば、
I cooked dinner / I made dinner ですが、それを
I fixed dinner と言うんです。
最初はめちゃくちゃ違和感がありました。
今はもう慣れたけど。
②soda を cold drink と言う
炭酸飲料はsodaと呼ぶのが一般的ではないですか?
popって呼んだりも場所によってはあるけど、
ハビーはcold drinkと呼ぶんです。
cold drink って聞いたら drink that's cold (冷たい飲み物)と思いますよね?
でも例えば”Do you have cold drink?”って言うときは、
"Do you have soda?"っていう意味らしいです。
じゃあそれが冷えててほしいときはDo you have cold cold drink?と言うのか?
いいえ。
”Do you have cold drink?”って言うときは、
ただ"Do you have soda?"っていう意味だけど、理想的には冷えてて欲しいということらしいです。
なので、冷えてないけど炭酸はあるよって返す感じ。
A: Do you have cold drink? 炭酸ある?(できれば冷えたやつ)
B: Yeah we've got coke but it ain't cold tho. コーラあるよ、冷えてないけどね。
みたいなね。
私これ聞いたときにめちゃくちゃ府に落ちたんです。
なぜならそれまで、なんでcold drinkないのに、
あるよ冷えてないけどねって言うんだろうって何回か思ったことあるから。
例えばハビーママが遊びにきたとき、このやり取りがあって、
スプライトあるよ、でも冷えてないけど。って。
あとでハビーに聞いてめちゃ納得。
だって、冷たい飲み物というより炭酸を探してて、
さらに冷えてたらいいなってことだから。
ちなみに豆知識ですが(知っている人も多いと思うごめんね)、
Do you have drink? は 飲み物ある? ですが、
Do you have a drink? は アルコール飲料ある? の意味になります。
例えば友達とかからLet's go for a drink って言われたら、お酒飲みに行こうってことであて、飲み物飲みに行こうではないから、気をつけてください♡
③ain't めちゃ使う
It ain't =It isn't
We ain't =We aren't
I ain't =I'm not
You ain't =You aren't
He ain't =He isn't
They ain't =They aren't
She ain't =She isn't
ain't 南部だけで使われるものではないけど、
私がペンシルバニア州にいたときも、ユタ州にいたときも、
ain't使いが目立つ人はいなかった。
テネシーではみ~~~~~~んなよく使います。
私も今では前より使うけど、それでもスタンダード(isn't, am not, aren't)を使うのに慣れているので、まだ修行が必要ですね。
④y'all 使いまくり
you all の略です。You guys ってことです。 ”みんな”という意味ですね。
Y'all も南(テネシー)に来るまで普段使いする人は見たことありませんでした。
南部以外でy'all使うときは、南のアクセントを面白がってるときがほとんどだけど
(関西弁を真似して面白がるみたいなノリ)、
こっちでは真面目にみんな使うし、そして超便利。
私は昔イギリス人と仕事する機会が多かったんです。
イギリスの方って英語の本場だから(?)、単語の意味を忠実に受け取る方が多くないですか?
私がミーティングでyou guys使ったら、they are't guys って言われたことがあって、
アメリカでは”みんな”って意味ですが、英語の本場では(?)”男性たち”として受け取られたのかな(笑)
guy = 男 の意味です。
でもね、その人が本当にアメリカ英語を知らなかったのか、
私がアメリカ英語を話すのが英語の本場の人からしたら気にいらなかったのか、
真相は分かりませんが、私はそれからもyou guysを使い続けました。爆笑
嫌がらせとかではなくて、私の英語はアメリカやねん、アメリカしか知らんねんみたいな。
ガチレスすると、どうしてもその人が本当にアメリカでのyou guysの意味を知らないとは思えなかった。他の人たちは問題なさそうだった。だから気にせず進めた。
Folksって言えば満足だったんでしょうか。(笑)
何が言いたいかって、y'allは英語の意味を忠実に受け取られても問題にならないので、便利です♡ということ。
Y'all 使うだけで、うわっ、南!って感じですが、便利なもんは便利。
最後に、ハビーパパの英語のお話。
ハビーパパはまた独特なアクセントを持っています。
ハビーによると、ストリートと南が混ざっているから、らしいです。
そう、ハビーパパは一応ストリート育ちなんです。
家はあったし家族もいたけど、タフな環境で育ちました。
そこに南部の英語が合わさって、ハビーパパの家系はみんなそんなアクセントらしいです。
今は亡きハビーパパのお母さん(ハビーの大好きだったおばあちゃん)も
同じようなアクセントだったらしい。
ハビーパパの先祖を辿るとネイティブ・アメリカンも入っているんです。
その影響もあったりとかするのかな?
もうハビーパパの英語にも慣れましたが、
初めの頃は???となることもちょいちょいありました。
ハビーパパが一度コロンの話をしていました。
オイルベースのコロンしか付けないっていう話をしていたんですが、
oil based って言ってるのが ol' based? Ole based? Olってなんだ?と
私は必死に頭を回転させていました。
アルコールベースはすぐに香りが飛ぶ、と言っているのを聞いて、
あ!!オイルっていったのか!!と。
母音が独特なんです。上手く説明できないけど。
でももう慣れました。
私の一番好きな英語のアクセントはSalvicとItalianです♡
独特だけど、魅力的です♡めっちゃ好き。
ちなみに大昔にイギリスっぽく話していたらたくさんの人から
なぜオーストラリアンアクセントなのか聞かれたので止めました♡♡♡
あは♡
以上、私が気付いたアメリカ南部英語のお話でした~。
See y'all!!